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zoom RSS 即興小説〜初雪の大雪〜(手直しver)

<<   作成日時 : 2012/11/12 02:44   >>

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コレも・・・・


BGMアリで書くと、思考まとまらなくてダメだねっΣ( ̄▽ ̄;)


ということで、書き終わらなかったので、こっちに修正版。

本家?もよろしく〜




朝は晴れていた。
天気予報はほとんど信用してないので、チェックする習慣はほとんどない。
昼頃だったろうか・・・社内がざわついてたことは、何となく分かっていたけれど、
雑務・雑務・雑務のオンパレードに、話に入るタイミングを逃してしまっていた。

夕方。
ようやく一息つける、と会社の近くのコーヒー屋に行って少し休憩・・・と外に出ようとすると・・・

何だ・・・コレ・・・?

え?確かに寒いなぁ、とは思ってたよ。
でも・・・何?この状況。
目の前は真っ白。
あぁ、雪なんだ、とかそんな感動もどこかに置いてきてしまったらしい。
「・・・降り過ぎでしょ、コレは・・・」
知っている限りの初雪。
今年最初の雪の日・・・でもコレは・・・
「コレは騒ぐ量だねぇ・・・」
いかにも雪国という地方ではない、ここでは、数センチで交通機関はマヒする。
多分、滑って転倒・病院へ搬送、というのも多いだろう。
そして、天気予報も見ていない私。
都会の雪は水分が多くて、スグに濡れてしまうのに、傘も持たない私。
「・・・コーヒーは諦めるかぁ・・・」
近くの自販機でコーヒーを買って、私は自分の机に戻った。
さて、これは早く帰る計画が必要だ・・・

「・・・朝より増えてない?」
アハハ・・・と、同僚から乾いた笑い声があがる。
今日は早く帰る、そう考えてたのは私だけじゃなかった。
降り続く雪に、次々と止まっていく交通機関。
そんな情報とにらめっこしながら仕事に区切りを付けていったはずなのに・・・
次々と回って来る雑務・確認作業・仕事配分の話。
ごめん、私遠くに住んでて・・・と、早々に切り上げてく同僚を見ながら、
そのコ達の分まで処理が回ってきて・・・
私だってそんなに近いトコ、住んでないんだけどなぁ・・・
というか、既に途中駅までしか電車が出ていない事は知っていた。
まぁ、会社請求出来なくてもこの距離ならタクシーかなぁ?程度に考えてたのに・・・
そんなこと言ってられない状況になりつつある・・・詰んだ、か?
とりあえず、コソコソと帰り支度してる同僚をひっ捕まえて、私は仕事を振り分けていく。
今日中・後回し・明日朝一・今週中・etc・・・
仕事の優先順位を付け終わると後は先に帰宅した同僚の机に振り分けて行く。
全部押し付けられるなんてたまったもんじゃない。
私だって早く帰りたいし、ひっ捕まえた同僚だって早く帰してあげなきゃ・・・

「やっと終わった・・・」
いつもなら終電が出る時間。
・・・今日は既に終電も何もないけどね。
さて、どうしたもんか・・・。
自宅までタクシー・・・より、その辺のビジネスホテルに泊まった方が安上がりだ。
・・・って考えてる人、沢山いるんだろうなぁ。
マンガ喫茶も同じか。
となると・・・うーん。この時間だけど・・・
何とかタクシーを捕まえて、行き先を告げる。
自宅までタクシーより安く、ビジネスホテルよりちょっとだけ高くつく、あの場所へ。
「この時間だから寝てるかなぁ・・・?」
日付をまたいでから1時間以上経っている。それに明日だって平日だ。
普通なら寝てるだろう。一応、タクシー内でメールはしてたけど、返事はなかった。
「こ、こんばんわー」
いつも使っている合い鍵で静かにドアを開ける。
部屋に灯りはついていなかったけど、部屋の暖かさに少し気が緩む。
「おかえり」
「!!」
もう寝たと思ってた彼は起きていた。
「電気も消してるし寝てるのかと思ってた・・・」
「うん、そのつもりだったけど・・・」
メール貰ったしね、と笑う彼。電気をつけるとはっきりと顔が見える。
「とりあえず、お風呂用意してあるから暖まってきなよ?夜食も少しは作っておいたから」
そう言って、キッチンの鍋を温め直してくれる。
「何から何までごめんね・・・」
違うでしょ、と笑う彼。
「そういう時は、ありがとう、でしょ?」
「そっか・・・うん、ありがと」
後ろから抱き付いてみる。さっきまで気が張っていたせいか、物凄く甘えたい衝動に襲われる。
「やっぱり、私もここに住もうかなぁ・・・」
何を今更、と彼の苦笑が聞こえる。
「じゃぁ、次の休みに部屋でも探してみる?」
両方の職場の真ん中らへんで、もう少し広い部屋をさ。
「うん・・・それはとっても魅力的な提案かも」
でも・・・
「その前に、欲しい言葉もある、かな?」
「分かった。用意しとく」
嬉しそうな彼の声が聞こえてきて、私は抱きついた腕の力をもう少し強くした。

初雪の大雪・・・。
大迷惑にしか思っていなかったけど・・・。
今は・・・少しだけ感謝しよう。
神様からの、ちょっと迷惑な贈り物に。


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